コーディングAIで高度なホームページを作成してみよう!
AIチャットでHTMLを生成できる時代、さらに進化した「コーディングAI」が登場しています。単一HTMLの生成だけでなく、複数ファイルを自動で連携させたり、既存コードの改修も対話形式で簡単に実現。この記事では、Claude Code、Gemini CLI、Codex CLIなど主要コーディングAIサービスを比較し、初心者でもプロ級のサイトを作成する方法を解説します。
1. コーディングAIとは?
2023年にCursorがリリースされ、エディタの中でAIと対話しながらコードを書くスタイルが広がりました。2024年11月にはWindsurfが登場し、さらに2025年にはAnthropicからClaude Codeが正式リリースされ、コーディングAI(エージェント型AI)の時代が本格化しました。
従来のAIチャット(ChatGPT、Claude、Geminiなど)は、ブラウザ上で対話しながらコードを生成できますが、生成されたコードをコピペして手動でファイル保存する必要がありました。複数のHTMLファイルを連携させたり、既存コードを修正するには、その都度ファイル内容をアップロードする手間がかかります。
これに対して、コーディングAIはローカルPC上のファイルに直接アクセスし、自動でファイルの作成・編集が可能です。複数HTMLのリンク構造も自動で構築でき、既存サイトの改修も対話だけで完結します。さらに、テストの実行やバグの修正まで自律的に行えるツールも登場しています。
まさに「プログラミングに特化したAIアシスタント」として、Web制作のワークフローを根本から変える革新的なツールです。
2. AIチャットとの違い
コーディングAIとAIチャットの決定的な違いは、ローカルファイルへの直接アクセス機能です。
ローカルファイルの自動読み取り
AIチャット(ChatGPT、Claude、Geminiなど)で既存のHTMLを修正したい場合、ファイルを毎回アップロードする必要がありました。しかし、コーディングAIはPC上のファイルを自動で認識し、「index.htmlを修正して」と指示するだけで、ファイル内容を読み取って編集してくれます。
複数ファイルの連携が容易
「トップページ、会社概要ページ、お問い合わせページの3ページ構成のサイトを作成」と指示すると、コーディングAIは:
- index.html、about.html、contact.htmlの3ファイルを自動生成
- 各ページ間のリンクを適切に設定
- 共通のスタイルをstyle.cssとして分離
- ナビゲーションメニューを全ページに統一
これらをすべて自動で行い、複数HTMLをリンクさせた本格的なサイトが数分で完成します。
既存コードの改修が簡単
「ヘッダーの色を青に変更」「お問い合わせフォームに電話番号欄を追加」といった修正も、該当ファイルを自動で見つけて編集してくれます。AIチャットのように、該当箇所を探してコードをコピペする手間が一切ありません。
3. コーディングAIサービス比較
2025年12月時点で、主要なコーディングAIサービスを比較しました。※内容は変動する可能性がありますので、最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
【対象外】IDE統合型AIツール
GitHub CopilotやCursorなどのIDE統合型AIは、開発環境(Visual Studio Code等)のセットアップが必要なため、本記事では除外しています。本記事では、単体で動作し、初心者でも導入しやすいコーディングAI(デスクトップアプリやCLIツール)に絞って解説します。
| AIサービス | デスクトップアプリ | 無料プランの制限 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Claude Code おすすめ | ○ | Proプラン(月額$20)が必要 ※無料プランなし |
高品質なコード生成、ファイル操作が直感的、入力内容を学習に使用しない明確な情報保護ポリシー |
| Gemini CLI | ○ | 1日1,000リクエストまで無料 | 無料枠が大きい、100万トークンのコンテキスト、ただし無料版はデータがトレーニングに利用される |
| Codex CLI | ○ | ChatGPT Plusプラン(月額$20)が必要 | OpenAI製、ChatGPTサブスクに含まれる、IDE連携も可能 |
【おすすめ】Claude Code
Claude Codeは、コード生成品質が高く、ファイル操作が直感的で初心者にも扱いやすいのが特徴です。さらに、入力内容を学習に使用しない明確な情報保護ポリシーがあり、企業情報や顧客情報を含むサイトを作る場合にも安心して利用できます。月額$20のProプラン契約が必要ですが、その価値は十分にあります。
4. コーディングAIの使い方(Claude Codeの場合)
Claude Codeを例に、インストールから基本的な使い方までを解説します。
インストール手順
- Proプランに登録 - Claude公式サイトでProプラン(月額$20)に登録
- デスクトップアプリをダウンロード - Claude Code公式ページからMac/Windows/Linux版をダウンロード
- アプリを起動 - ダウンロードしたアプリを起動し、Claudeアカウントでログイン
- 作業フォルダを指定 - サイトを作成したいフォルダを指定(例: デスクトップに「my-website」フォルダを作成)
基本的な使い方
Claude Codeの画面下部にあるチャット欄に、作りたいサイトの内容を入力するだけです。
例:会社紹介サイトを作成する場合
会社紹介サイトを作成してください。 【構成】 - トップページ(index.html) - 会社概要ページ(about.html) - お問い合わせページ(contact.html) 【デザイン要件】 - レスポンシブデザイン(スマホ対応) - ヘッダーに全ページ共通のナビゲーションメニュー - 青を基調としたシンプルなデザイン - HTMLとCSSは分離(style.cssを作成) 【会社情報】 会社名:サンプル株式会社 事業内容:Webサービス開発 住所:東京都渋谷区〇〇
上記のように指示すると、Claude Codeは:
- index.html、about.html、contact.html、style.cssを自動生成
- 各ページ間のリンクを適切に設定
- レスポンシブ対応のCSSを記述
- 会社情報を適切に配置
これらを数秒〜数十秒で完了し、指定フォルダに保存してくれます。
修正・改善も簡単
生成されたサイトを確認して、「ヘッダーの色を濃い青に変更」「お問い合わせフォームに電話番号欄を追加」といった修正も、チャットで指示するだけで自動で反映されます。
5. 生成されたコードをテストしよう
コーディングAIで生成したHTMLファイルは、必ずブラウザで表示確認しましょう。
ブラウザでのローカルプレビュー方法
方法1: ファイルをダブルクリック(最も簡単)
- 生成されたHTMLファイル(index.htmlなど)をダブルクリック
- デフォルトのブラウザで開く
この方法が最も簡単ですが、一部の機能(JavaScriptのfetch APIなど)は動作しない場合があります。
方法2: ローカルサーバーを起動(推奨)
より本番環境に近い形でテストしたい場合は、簡易ローカルサーバーを起動します。
Pythonがインストール済みの場合:
- ターミナル(Windowsはコマンドプロンプト)を開く
- HTMLファイルがあるフォルダに移動
cd デスクトップ/my-website - 以下のコマンドを実行
python -m http.server 8000 - ブラウザで
http://localhost:8000にアクセス
Node.jsがインストール済みの場合:
- ターミナルを開く
- 以下のコマンドでサーバーをインストール
npm install -g http-server - HTMLファイルがあるフォルダに移動して実行
http-server - ブラウザで表示されたURLにアクセス
表示確認のポイント
- レスポンシブ確認 - ブラウザの開発者ツール(F12キー)でスマホ表示もチェック
- リンク動作 - ページ間のリンクが正しく動作するか確認
- 画像表示 - 画像が正しく表示されているか確認
問題があれば、コーディングAIに「〇〇が表示されない」「△△の配置がずれている」と指示すれば、自動で修正してくれます。
6. コーディングAIの注意点
コーディングAIは非常に便利ですが、注意すべきポイントがあります。
ローカルファイルアクセスの危険性
【重要】コーディングAIはPC上の全ファイルにアクセス可能です。
悪意のある第三者が作成したコーディングAIツールや、不正に改変されたアプリを使用すると、重要なファイル(パスワード、個人情報、企業機密など)が流出する危険性があります。
必ず公式サイトからダウンロードし、信頼できるサービスのみを利用してください。
生成されたコードは必ず確認する
AIが生成したコードは、必ず内容を確認してから公開しましょう。意図しない動作やセキュリティ上の問題が含まれている可能性があります。不明な箇所があれば、AIに「このコードは何をしているか説明して」と質問できます。
個人情報・機密情報の取り扱い
コーディングAIに入力した内容の取り扱いは、サービスによって異なります。
- Claude Code:入力内容を学習に使用しない明確なポリシーを持っています。企業情報や顧客情報を含むサイトを作る場合に最適です。
- Gemini CLI:無料版は入力内容がトレーニングに利用されます。企業利用の場合はGoogle Workspace版の利用を検討してください。
重要:顧客情報や企業の機密情報など、外部に漏れては困る情報を含むサイトを作る場合は、各サービスの利用規約とプライバシーポリシーを必ず確認してください。
著作権・商標に注意
AIが生成したコンテンツ(テキストや画像)は、意図せず既存の著作物に類似する場合があります。特に、他社のロゴやブランド名を含むサイトを作成する際は、商標権侵害に注意が必要です。
定期的な更新を忘れずに
ホームページは公開して終わりではありません。情報が古くなったら更新し、常に最新の状態を保つことが大切です。コーディングAIを使えば、「お知らせセクションに新着情報を追加」といった更新作業も簡単に行えます。
7. すぐサイトにアップロードしよう
コーディングAIでHTMLファイルを作成したら、次はそれをインターネットに公開しましょう。
通常、HTMLファイルを公開するには、レンタルサーバーを契約し、FTPソフトでファイルをアップロードするという複雑な作業が必要でした。サーバーの設定、ドメインの取得、SSL証明書の導入など、初心者には難しい専門知識が求められます。
しかし、「すぐサイト」なら、サーバー知識は一切不要です。
すぐサイトの特徴
- ドラッグ&ドロップでアップロード - ファイルをブラウザにドラッグするだけで公開完了
- ドメイン取得不要 - すぐサイトのドメインを無料で使えます。既に取得しているドメインを使うことも可能です
- SSL証明書自動対応 - セキュアなHTTPS通信を標準提供
- 月額220円から - 初回30日間無料でお試し可能
- 複雑な設定不要 - アカウント作成後、すぐに公開できます
コーディングAIで作ったホームページを、たった数分で世界中に公開できます。まずは無料トライアルで、その手軽さを体験してみてください。